中性化

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『ち』・・・ということで最後の文字が再登場になってしまうのですが「かぶり厚さ」や金丸さんの説明にもでてきてたので、鉄筋コンクリート補足の説明として『中性化』。

前回、前々回のうんちくでは、コンクリートが中性化すると鉄筋が錆びてしまう~や、コンクリートから赤さびが浮き出ることもあってちょっと怖い~などのお話しがありました。それでは今回はなぜそんな事が起きてしまうのかという説明です。
鉄筋はその名の通り鉄ですから触れたり水に濡れたりすると、どんどん錆びていってしまいますよね。しかしコンクリートはアルカリ性で出来ているので鉄筋に対して錆び止めの効果を持っています。圧縮力・引っ張り力の関係以外に、性質の関係でも鉄筋とコンクリートは相性が良いと言えます。
しかし年数の経過と共に空気中の二酸化炭素等によりコンクリートのアルカリ性が失われて中性化してしまうのです。コンクリートの表面から内部に中性化が進んでいくと、やがて鉄筋の位置まで浸透してしまうと鉄筋はさびやすくなります。
ちなみにですが、鉄筋は錆びると膨張し鉄筋に沿ってくっついていたコンクリートはひび割れして、だんだんとはがれ落ちていくのです。(簡単に言いましたが、随分と時間は掛かります)
そういった経緯を経てコンクリートの耐久性に影響が出てしまうので、なんとか中性化を防ぎたいものですね。

長くなりましたが次は『中性化』の『か』。初登場の文字は金丸さん、お願いします!

colorful wall
colorful wall / psyberartist

By , 2011年7月16日

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